「関西大学機友会設立60周年記念会 報告」
関西大学機械工学科のOB組織である機友会も本年で創立60年となり、
記念行事を下記の日程で開催いたしました。
記
開 催 日 令和 元年11月9日(土)
場 所 ホテル阪急インターナショナル 会費:5,000円
第1部 記念会 12:00~12:35
第2部 講 演 12:40~13:10 講師:機械工学科 梅川教授
演題をクリックすると講演内容がご覧いただけますが、
ホームページ掲載のため解像度を落としています。
集合写真撮影 13:10~13:30 集合写真
第3部 懇親会 13:30~15:30
二次会 ケレス 15:30~17:30 会費:2,000円
二次会参加の氏名は、青色としています。
関西大学機友会 「60周年記念会」 参加者(70名)
(卒業生は敬称略、五十音順) (二次会参加者:35名)
区 分 卒年 氏 名 (卒業生は敬称略、五十音順)
教員
(卒業生除く) 下間頼一(名誉教授)、森 淳暢(元教授)
卒業生
(教員含む) '62 伊野進、岩村亮、国則芳昭、阪井悦治、島章、高久賢一郎、
長友康夫 藤田日出雄、松村康三、丸谷誠宏、室義一郎
〃 '63 武藤哲生
〃 '64 紀和隆、篠原進
〃 '66 宮田俊
〃 '67 北嶋弘一(名誉教授)、林義夫
〃 '68 樋口誠宏(名誉教授)
〃 '69 加藤尚志、仲上皖造、西村清、三宅夫美輝
〃 '70 遠藤憲雄、奥田浩一、田村吉章、寺西浩章
〃 '71 井上求
〃 '72 中原住雄(元教員)、硲清昭、柳澤民紀
〃 '73 緒方正則(元教員)、寺本博行
〃 '75 大和達男
〃 '76 長瀬慎一、古谷一彦
〃 '77 坂田信雄、若原廣
〃 '78 西田元紀
〃 '79 岩根正幸、岡田博文、多賀谷雅史、永田英、
西川啓之亮、橋本明、森本晶文
〃 '80 小坂圭一、下司安雄、宗實孝
〃 '85 浅井一夫、宅間正則(教員)
〃 '86 浅井重利、井本幸一、梅川尚嗣(教員)、冨村哲男、吉川博志
〃 '87 磯谷充
〃 '91 石井知成、松田圭
〃 '95 松田健
〃 '98 東慶亮、岡田三樹也
〃 '01 大城謙治
〃 '05 網健行(教員)
〃 '06 田中勝也、若林庸峰
〃 '19 阪井広幸(院生)、指物谷大地(院生)、下町彩登(院生)
「機友会/創設55周年記念行事・講演会報告」
講演日時:2013年(平成25年)11月9日(土)13:00~16:10
講 演 者:金田治氏(元日本IBM副会長)
会 場:関西大学千里山キャンパス、第4学舎3号館1階3101室
共 催:関西大学キャリアセンター
関西大学「機友会」創設55周年記念行事・講演会に120名が集う!
「激変するグローバル時代に求められる人材とは」
2013年11月9日に関西大学「機友会」創設55周年記念行事・講演会を千里山学舎第4学舎3号館1階3101号室で開催した。主催は関西大学機友会(関西大学校友会登録 団体、機械工学科同窓会組織)、共催は関西大学キャリアーセンター、後援は関西大学校友会からいただき盛大に開催ができた。
今回は記念行事として、講演には1970(昭和45)年工学部応用化学科を卒業され、現在は一般社団法人医療国際化推進機構 顧問の金田治氏(元日本アイ・ビー・エム 代 表取締役副会長)にお願いすることができたことも盛会を迎えられた行事となった。
プログラムは12:30の開場から華やかに進行した。
13:00、総合司会 システム理工学部機械工学科非常勤講師の田村吉章氏(機械工学科1970年卒業)の開会挨拶に始まり、関西大学機友会会長 本田哲也氏が講師ならびに参加いただいた120 名の方々に会長挨拶を述べたあと、講師の金田治氏に講演「激変するグローバル時代に求められる人材とは」を始めていただいた。
講演後の質疑応答も積極的に行われて、主催者も非常に喜ばしい感触のうちに時間が過ぎて行った。予定をしていた時刻は活発な質問の波に乗り、心地よいうちに オーバーしていた。
参加者は、システム理工学部学生をはじめ理系はMOT入門受講生(機械工学科)など多数。文系も政策創造、人間健康、法学、経済、商学、安全、文学の各学生諸 君。その他教員、卒業生、社会人など多岐にわたり、素晴らしい記念講演会になった。
会場にて皆様から頂戴しましたアンケートも、今後の活動に生かして更に校友の輪を充実させていきたいと心しております。
参画いただいた皆様にこの紙面をお借りして謹んで御礼を申し上げます。
(文責:幹事長 長谷川 洋司)
『機友会』創立50周年にあたって
2008年5月28日 長友 康夫
昭和三十三年三月、工学部第一回入学生のスタートは、夜学に使われていた天六校舎の地下室でした。千里山に新校舎が、完成するまでの間借り授業です。
現役組から小生のように三浪組まで様々な顔ぶれで友達は少し出来ましたが、教授の先生方との接触は全くありませんでした。
何とかしなければ、大切な大学生活が勿体無いと思っていました。ある日何時ものように、娯楽室で「碁」を打っている時、山口博己君に小生の思いを告げたところ、彼も同じ
思いだったらしく、先生と学生の間をつなぐ会を創ろうと話が纏りました。その日の内に会の名前と規則の草案を練り上げました。
名前は「奇友会」「機友会」のどちらか。先生方とのパイプ役は年齢から見て、我々の兄貴のような下間先生にお願いしようと纏りました。
早速下間先生に相談に行ったところ気持ちよく引き受けて頂く事が出来たばかりでなく、
『機友会』のロゴまで考えて下さいました。
その翌年一九五九年には明石の岩屋へ一九六〇年は和歌浦へ一九六一年には比叡山・石山寺へと毎年春に行楽会を企画し、親睦を深めました。
この原稿を起稿するにあたり、四十六年振りに、当時の写真や日記を探し出し、眺めていると若かりしあの頃の思い出が昨日の事のように蘇って参ります。
昭和三十七年卒業式の十一日前に結婚する為に日南に帰省していた小生に、「機構学の単位が取れていない、追試験を受けないと卒業が出来ない」とわざわざ電報で、知らせて頂いた
田中教授のこと、長岡京にあった下間教授の家にお伺いして、屋根の修理を手伝った日のこと、親身になって就職の世話をしてくださった葛原教授の宗教家のような言動の数々、
「たまには、俺の授業にも顔をみせてくれよ」と内燃機関のテスト中に優しく声を掛けて下さった勝田教授等々。
京都大学の医学部志望で浪人を続けていた小生が、腕試しのつもりで受けた工学部で たまたま新入生代表として「宣誓」を読むことになったことから四年間関西大学工学部機械科に席を置かせて頂き、先生方にとっては厄介な世話のかかる生徒だったでしょうが,小生には次から次へと思い出が湧き出てくる大学生活でした。
先生方、同級生のみんなに感謝!
材料工学研究室便り
材料工学研究室卒業生 発起人からの報告 2002.05.10
恩師 中桐明和 先生の御退職記念パーティ
去る2002年5月6日、関西大学百周年記念会館で機械系学科 材料工学研究室 中桐明和 先生の御退職記念パーティが同研究室卒業の発起人主催で開催されました。
当日の天候は良く、ゴールデンウィーク最終日にも拘わらず遠方からも多くの卒業生が駆けつけて下さり、先生を囲んでの歓談の時間が持たれました。発起人が予想していた人数を上回る50名に参加していただき、先生の人徳が窺われました。
会は、同研究室の山野隆章 専任講師の司会のもとで 下記のように行われました。
材料工学研究室の代表として新家 昇 教授、そしてOB代表として蘇 建源氏(昭和41年度卒,共立電子産業株式会社) から開会の挨拶が行われたのち、中桐明和 先生が感謝の辞が述べられました。その後、田淵三郎氏(昭和41年度卒) の音頭により、全員で先生のご健勝を祈り、乾杯を行いました。
しばし歓談の後、寄せられた祝電が披露され、先生・御令室への花束贈呈と記念品の贈呈が行われました。次いで 昭和41年度卒の卒業生から順に自己紹介と当時の中桐先生や研究室の思い出が語られました。最後には現研究室のスタッフが紹介され、中桐先生の功績を更に進めるべく材料工学研究室の更なる発展が誓われました。
会は予定していた2時間を大幅に超え、先生と卒業生が別れを惜しみながらも17:00頃に閉会となり、大きな拍手とともに先生が退室されました。その後、中造和夫氏(昭和49年度卒) と奥田康幸氏(昭和55年卒)から会計報告が行われました。散会後も名残がつきず、関大駅近くの料理店「スッポン」で卒業生の二次懇親会が開かれ、卒業後の積もる話に花が咲きました。
中桐先生と卒業生から、楽しい時間を過ごせたと感謝していただき、発起人一同、非常にうれしい限りです。参加して下さった方々始め、記念品を捻出して頂いた方、祝電を頂いた方に心よりお礼申し上げます。
また、参加して頂いた方々から、会の運営に協力した院生の打ち上げ等に使って下さいといった研究室運営のためのカンパをしていただき、誠にありがとうございました。この場をお借りして、お礼申し上げます。
今後とも、折をみて 卒業生との懇親の場を設けたいと考えておりますので、その節はよろしくお願いいたします。
この度は、準備時間が少なかったことに加えて連絡のための予算が無かったために、材料工学研究室の全OBに連絡ができなかったことを心からお詫び申し上げます。
今後の連絡につきましては、E-Mailと個人的なつながりで行うことには限界がありますので、この「機友会ホームページ」を活用していきたいと考えております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
文責:発起人 宅間 正則(助教授、'85機�卒)
「2002年度、特別講演会」
機械工学科・機械システム工学科主催、機友会協賛の特別講演会について
工学部では学部生や大学院生を対象として、毎年、学科ごとに学外の講師を招いて特別講演会が開催されており、各界の最新の技術やその動向について、分かりやすく講演していただいております。
平成14年度の機械系学科の特別講演会は、平成15年1月11日(土)13:30から108教室に於いて約100名の参加者のもと行われました。
「最近のエネルギー動向と発電技術について」との演題で、関西電力(株)/社団法人 火力原子力発電技術協会火力部長の田村吉章氏(昭45年機械工学第2学科卒、同47年院卒)が講演されました。
内容は、21世紀のエネルギーと環境について、関西電力での経験(火力発電及び燃料としての液化天然ガス)をベースに最近の世界のエネルギー情勢と日本の置かれている状況を述べられ、特に二次エネルギーである電力についての動向を説明されました。
次に、各種の発電用燃料、特に環境、エネルギーセキュリティー面から近年需要が伸びている液化天然ガス(LNG)を中心に述べられ、天然ガスを利用した近年技術開発が著しい高効率発電であるコンバインドサイクル発電設備(熱サイクル構成はブレイトンサイクルとランキンサイクルの組合せ)の技術動向について説明されました。
さらに、話題になっている再生可能エネルギーや環境問題(特にCO2)についても述べられました。
最後に、企業での経験談や学生の方々が入社後の仕事に対する姿勢についても述べられ、活発な質疑応答後、機友会のアピールも行い閉会致しました。
文責:幹事 山野 隆章(専任講師、'70機2卒)
「2000年度、特別講演会」
平成12年度の機械系学科の特別講演会は、MBEL Pacific Limited 代表取締役<三井造船(株)プラント・エネルギー事業本部 プロジェクト部長兼務>でOBの向井憲一氏(昭44年機械工学科卒、同46年院卒)にお願いし、平成12年12月21日、工学部第5実験棟共同講義室に於いて開催されました。
当日は、「ボイラプラントと海外でのプラントビジネス」と題して、豊富な経験に基づく講演をいただき、100人を超える学生や院生が興味深く聴講、先輩~後輩の絆も深まりました。
文責:副会長 石原 勲(教授、'63機卒)